美味しいご飯で、笑顔と健康。
2017.07.10
今回は定期的にサポートをしている90代女性で 認知症の方のお話になります。
ある日、いつものようにお昼過ぎに今日も元気にしているのかな?と家を訪ねてみると、少し元気がない様子が見受けられました。
どうかしたのだろうか?と、思い「調子はどうですか?」と訪ねると、ただ「眠い」との一言。
そんな調子であったため家族の方に様子を聞いてみると、どうやら最近の暑さもあってかお昼ご飯をまだ食べていないとの事。
そのため少し気分を変えてみようと思い「良かったら外でお昼ご飯を食べに行きませんか?」と提案をしたところ、家族の方も賛成し、近くのレストランに一緒に行くことになりました。 最初はご本人様、食事に行くことに躊躇していましたが、「美味しいもの食べに行きましょう?」と促すと笑顔が見られ本人も行く気になりました。
食事中も笑顔が見られ、話も弾み食欲も湧いてきたようで、出てきた食べ物は完食されていました。
家に帰ると家族の方が驚いた様子で「あら、家では食べなかったのに完食だなんて」と言われ、さらに「ありがとうございました。良かったらまた連れて行ってあげて下さいね」と、言ったお言葉までいただきました。
私達も今回の提案が良い結果となった事で安堵すると共にお客様のことを考えその中で何が出来るかを考えた事が良い結果になったと考えます。
今後もお客様の生活が昨日より今日、今日より明日といったように、少しでも前進していけるようエスコートして行きたいと思います。