本人の持つ力を、最大限に。
2017.02.20
今回は包括支援センターからの紹介です。
ご相談者様は、脳梗塞後の後遺症により片麻痺が残ってしまった男性。引越し後の整理が自分だけでは出来ないため手伝ってほしいというご依頼をいただきました。
訪問させていただくと、今まで出来ていた事が出来なくなってしまったため一緒に荷物の整理をしていても思うようにいかない事でイライラしたりパニックになってしまう様子が伺えました。
そんな時に「ゆっくりやりましょう、大丈夫だから」と、お伝えし、その上で「これはどうしますか?」とか「これはこうしたらいいんじゃないでしょうか?」と、ご本人様の意思を尊重し、本人のペースを保ちながら作業を行いました。
なかなか自分の状況を人に理解されない事で人付き合いを避けてしまったところもあり「久しぶりに人ときちんとお話が出来た上に、自分の思った通りに整理や収納が出来てとっても良かったです」と、おっしゃっていただきました。
今後もエスコートベアは今まで出来ていた事が出来なくなってしまった方達に寄り添い、その方の持つ力を引き出しつつエスコートさせていただきます。