認知症予防のためにできること|簡単にできる予防法3選
高齢化が進む日本では、認知症は身近な問題です。私の家族も認知症を患っていますが、65歳以上の7人に1人以上がかかっているといわれています。
認知症には治療法がないため、予防が重要です。
研究が進み、認知症になりにくい生活習慣や食生活などがわかってきました。
今回は、簡単で日常的におこなえる認知症の予防法を紹介します。
より詳しい方法を知りたい場合にはぜひ、エスコートベアにご相談くださいね。
認知症予防の重要性
認知症とは、さまざまな脳の病気により、脳の神経細胞の働きが少しずつ低下し、記憶力や判断力などがにぶっていき、社会生活に支障をきたした状態です。
認知症は、思い出したいことがすぐに思い出せなかったり新しいことを覚えられなかったりする加齢によるもの忘れではありません。
認知症の予防とは、認知症にならないのではなく、認知症になるのを遅らせる、認知症になった場合の進行を遅らせることを指します。
認知症になると以下のような影響が表れます。
●感情のコントロールがうまくいかなくなり、マイナスな発言が多くなる。
●介護者・被介護者ともに気持ちの余裕が持てなくなり、家族内の雰囲気が悪くなる
認知症の発症や進行の予防への取り組みは、家族の笑顔を守るためにも重要です。
また、65歳未満で発症する「若年性認知症」や認知症の一歩手前である軽度認知障害(MCI)などのリスクもあるため、日々の生活で予防をしましょう。
簡単にできる認知症予防法3選
万が一認知症を発症しても進行をおさえるためには、生活の質を保つことが大切です。
ここでは、簡単にできる予防法を3つ紹介します。
その①適度な運動
身体を動かしながら何かを考えると、脳の多くの機能を同時に使うため、認知症予防に効果的です。
運動をして血流がよくなると、脳や全身の細胞に酸素が行きわたり、細胞の活性化にもなります。一方で、運動不足だと、高血圧や糖尿病などの生活習慣病も発症しやすくなります。
運動は日常的におこないましょう。
たとえば、1日30分以上・週3回程度の散歩や筋力トレーニングなど、身体にむりのない範囲の運動がおすすめです。
また、楽しく続けられるための工夫も必要です。1人で継続して運動するのはなかなか難しいかもしれません。そんなときはぜひ、エスコートベアのスタッフと一緒に運動しましょう!
その②規則正しい生活
疲れていたり、栄養不足になっていたりすると、脳が正常に機能しなくなり、認知症予防のために運動をおこなっても、期待する効果は得られません。
食事の際は、老化を防ぐ働きがある緑黄色野菜やビタミンC、脳梗塞の予防効果が期待できる魚などを摂取し、睡眠はしっかりとりましょう。
また、飲酒や喫煙はほどほどにしましょう。近年では、アルコール性認知症の発症が増加しています。
日記を書いたり写真を撮ったりして、あとから振り返って達成感を味わえるようにするとモチベーションもアップしますよ。
その③他人とのコミュニケーション
他人とのコミュニケーションも認知症の予防に効果的です。
家族と買い物にでかけたり、一緒に散歩をしたりするなどの機会を積極的にもちましょう。
家族だけでなく、近所の人とのちょっとした会話や、スーパーの店員さんとのやりとりなども大切です。
社会との接点を持ち人とコミュニケーションをとると、脳が刺激されるだけでなく、気持ちも豊かになります。
外出するのが面倒に感じるときには、エスコートベアのスタッフが一緒におでかけします!
おでかけが大好きなスタッフばかりなので、お気軽にご相談くださいね。
認知症予防には生活の質を保つことが大切!
今回は、認知症予防の重要性と、簡単にできる認知症予防法を紹介しました。
認知症予防には、特別な方法は必要なく、普段の生活の質を保つのがもっとも効果的です。
認知症予防は、家族の笑顔を守ることにもつながります。1人で悩んでしまっているあなたはぜひ、エスコートベアに相談してください。あなたとご家族が笑顔で過ごせるよう、介護のプロが精一杯サポートします。