前回の記事→「認知症って?その①」
②認知症の主な症状とは
前回、「認知症は物忘れとは異なる」ことをお話ししました。
では、「認知症の主な症状は?」ということについて、今回エスコートベアと一緒に考えていきましょう!
下記に示すように、認知症は『中核症状』➕『心理症状』を合わせたものです。
行動、心理症状は、どの症状も介護が困難になる要因になりますので、早めの対応が必要になります。
お一人暮らしや、ご家族による介護が困難になるような症状もありますし、危険を伴う症状もあります。
早めの相談、受診は大切です! 同じような症状でも、認知症とは別の病気の場合もあり、専門家による診断が必要です。
どんな病気でもそうですが、認知症も早く見つけて早く対応すれば、ご本人にとってもご家族にとっても、それ以後の生活は大きく変わります。
上記にある『中核症状』の治療には、現在4種類の治療薬があります。 継続的な服薬で、進行を遅らせたり、症状を抑えることで、家族と過ごす時間を増やしたり、負担を少なくすることにもつながります。
また、家族や友人とのおしゃべりやゲーム、慣れ親しんだ歌や玩具などで遊んだりすることで頭と心に刺激を与えることも大切です。
次回は、具体的な介護について、お話ししていきたいと思います!