先日受診付き添いをした方から、ある日、「東京に友達がいて会いに行きその上で友達の家に泊まって来たいから連れて行ってもらえないだろうか?」という依頼が来ました。
この方は50代という若さですが、脳梗塞の関係で左半身がマヒになってしまい、自由に動く事が出来ず、車イス生活をしています。
お連れするのはいいにしても、車イス生活をしている方を友達は果たして泊めてくれるのだろうか? という一抹の不安を抱きながら当日を迎えました。
当日になり「友達の家には泊まれない事になったからホテルをとる」という流れに変更となりました。
ホテルに泊まるにしてもご本人様が過ごせるようなホテルがあるか分からない状況だったため、現地に着いてから何件もホテルを回り、その中でやっとバリアフリー対応のホテルを見つけチェックインの手続きまで一緒に済ませることができました。
一泊をホテルで過ごした後、ご本人様をお迎えに行くと「こないだは本当にあっちこっちホテルを探し回ってくれたお陰で無事、過ごす事が出来たよ!本当にありがとう」とまで言っていただきました。
一歩間違えたら、ご本人様はせっかく東京に行ったもののお友達にも会えず途方に暮れていたかもしれません。
エスコートベアはどんな事でもご本様の希望を叶えることが出来るよう、これからもエスコートしていきます。