今回のご依頼者様は一人で暮らす70代男性。引越しの荷造りのお手伝いをした時の話になります。
この方は離れて暮らすお母様の面倒を見るために、お母様のお宅へお引越しをしなければいけないとの事でした。
しかしいざ引越しの準備を始めてみると、一人では中々思うように進まないため、荷造りの手伝いをして欲しいとの事でエスコートベアに依頼がありました。
実際に荷造りを一緒に始めるとあれもこれも箱に詰めていき、賞味期限切れの食品まで入れようとしていました。
ご本人様は「賞味期限切れとか気にしないから」というものの、この荷物はコンテナボックスに入れてしまい、ご本人様がお母様のところから戻ってくるまで開けることがない荷物なのです。
さすがにこのままではまずいと思い、ご本様と一つ一つ確認をしながら作業を進めて行くことになりました。
最初は不必要だと思うものでも「貧乏性だからとりあえずとっておきたいんだよね」とおっしゃっていましたが、徐々に必要なものと必要でないものを分けられるようになり、その結果、必要でないものをゴミ袋に入れていけるようになりました。
ご本人様にとっては一つ一つが大事なものではあるが、今後、新しい生活をしていく上でどうしても整理しなければならないものもある事を理解してもらった上で作業を進めた事でスムーズに作業が出来ました。無事荷造りが出来たことでご本人様もほっとした様子。
そのためご本人様より「あなたが手伝いにきてくれたお陰で大変な作業も一人では抱えずに済んで助かったよ。なおかつ中々、捨てられないで迷っていたものも思い切って捨てる事が出来て本当に助かったよ!ありがとう。」と、言っていただきました。
このようにエスコートベアはご本人様の気持ちを大事にしつつも上手に誘導する事で作業の効率化を図ったりご本人様が少しでも楽になれるようこれからもサポートしていきます。